Brazeキャンバスのオススメ設計パターン3選
Brazeのキャンバスについて、これまでの記事では設定手順や実際に実装した計測画面についてお伝えをさせていただきました。
▼Brazeキャンバスの過去記事
今回の記事ではBrazeのキャンバスで使われやすいオススメの設計パターンについてお伝えさせていただきます。
Brazeのキャンバス機能について、今いちどういう設計を組み立てたらいいかわからないという方や他社でよく使われている設計パターンなどを知りたい方はぜひご覧ください。
パターン1:条件分岐
キャンバスの魅力的な機能の1つで条件分岐があります。
この条件分岐を使うことで、「○○した人にはAのアプローチ」「○○していない人にはBのアプローチ」など1つのアクションに対して条件を切り分けたアプローチの設計が可能になります。
この条件分岐の設計はキャンバスでよく使われる機能ですが、比較的活用されているパターンで多いのが「メッセージを見た人と見てない人でアプローチを変える」という設計です。
例えば1通目はメールでメッセージを出して反応がなかった人には2通目はプッシュ通知でメッセージを出すようにするなど、他のチャネルで再アプローチをする設計ができたりします。
このような設計を繰り返していくと、どのユーザーにとってどのチャネルの効果が高いのか、などの分析もできたりします。
パターン2:オーディエンスパス
オーディエンスパスの機能を使うとユーザーをグルーピング化してメッセージを配信することが可能になります。
例えば最初のメッセージは全ユーザーに対しての配信を行い、2通目のメッセージはユーザーの地域によって配信する内容を変更するなどステップ毎に、よりパーソナライズ化された配信もできます。
ゲームや買い物など複数回サービスを利用するユーザーが多いアプリの場合、その利用回数に応じてのグルーピングもできますので、ヘビーユーザーとライトユーザーで分けた設計パターンも活用されやすいです。
他にも、既に取り込まれているユーザーの属性情報でグルーピング分けしたり、過去のメッセージに反応したかどうかなどでのグルーピング分けなど多様な使い方をされる方もいます。
パターン3:アクションパス
アクションパスを活用するとユーザーが起こした行動に合わせた複数の条件分岐でのアプローチが可能になります。
例えば、商品Aを購入したユーザーにはA'のメッセージ配信、商品Bを購入したユーザーにはB'のメッセージ配信、それ以外の商品にはその他のメッセージ配信などです。
キャンバスのステップ内で購入した商品によってユーザーへのアプローチを変えたい場合などに活用できます。
イメージとしてはパターン1の条件分岐が二択にしかユーザーを誘導できなかった設計ですが、アクションパスを使うことで複数パターンの誘導が可能になります。
まとめ
以上、キャンバスでよく使われる設計パターン3選でした!
Brazeのキャンバスはユーザーの行動や条件に分岐しての配信やステップ毎の配信をしたい時に非常に効果的です。
ただ充実した機能の反面、実際に自分自身で活用するとなると、どういった設計がいいのかと迷ってしまう方も多くいらっしゃいます。
クラスメソッドではBrazeの導入支援から導入後のサポートも一貫して行なっております。
Brazeについてご興味ある方はぜひお問合せください。